- 公務員が仕事に行きたくないと感じる環境要因
- 仕事に行きたくない現状を変える解決策
日曜日だけど、もう明日から仕事と考えると本当に憂鬱だ…
仕事に行きたくないな…
残念なことに
公務員の仕事は、憂鬱になる要素をたくさん含んでいる。
みなさんは
毎朝前向きな気持ちで出勤できているでしょうか。
多様な働き方を支援する一環で
現在は時差出勤を認めるところも増えました。
以前は出勤時刻が皆同じであり、
最寄り駅から庁舎まで公務員が列を成している中に
自分がいることにうんざりした思い出があります。
ベルトコンベアに乗って庁舎に出荷されていく部品のようだった。
仕事でストレスが掛かる場面を迎えているのであれば
行きたくないのも理解できます。
しかし、仕事が順調であるにも関わらず行きたくないのです。
これからもずっと憂鬱な朝を過ごすと思うと何とかしたい…
何とかする方法はあるので、これも紹介しよう。
しかし、実際に行動する公務員は少ないのが現実だ。
そこで、この記事では公務員が仕事に行きたくない原因を解説します。
この記事はこんな方におすすめです。
- 今週の月曜日も、仕事に行くことが辛かった公務員の方
- なんなら、日曜日の昼から仕事に行きたくなかった公務員の方
- 日曜日~月曜朝に絶望し、週末が近づくと前向きになる生活を辞めたい公務員の方
行きたくない原因を知ってどうするかは、皆さん次第です。
公務員が仕事に行きたくない理由
理由1:公務員は「仕事を選べない」から
公務員(特に事務系の総合職)は
自分の担当する仕事を選ぶことができません。
人事異動のときに
人事担当者の裁量ひとつで担当する分野が変わってしまいます。
「保健所には行きたくない」と言ったのに
異動先が保健所になった人がいるわ…。
公務員の仕事が
「国民・県民・市民のためになる仕事」でも、
仕事内容が違えば向き不向き、
仕事への満足度にも違いがあります。
例えば
「人を健康にする仕事がしたい」という人であれば
職業が何であっても不満なく働けるでしょうか。
そんなことはないよな…
「人を健康にする仕事がしたい」人でも
性格やスキルよっては不向きな仕事もあります。
医者でも、サプリメント会社の営業でも、フィットネスジムのトレーナーでも、管理栄養士でも、どの仕事でも良いのか?ということだ。
どんな仕事でも
多少大変なことがあるものです。
その時、自分で選んでいない仕事をしていると
「やらされている」ことを感じてしまい、
仕事に対して前向きな気持ちを維持することが難しくなってしまいます。
人間は弱いもので、どうしても他責思考に陥ってしまう。
理由2:公務員は「将来への希望を感じられない」から
将来への希望を感じにくいことも理由の一つです。
向こうに座っている上司のように10年後、20年後になりたい…のかということです。
上司は…(チラっ)
はぁ……
‥‥…ため息を頻繁にしているな。
希望を感じる要素は人それぞれです。
給与、社会貢献、ワークライフバランスなど様々な要素があります。
その中で、
公務員を続けることで
唯一希望を感じることができるものと言えば、
昇進した場合の「社会的地位」でしょう。
とは言え、これも考えようではある。
仮に事務方トップに昇進しても、トップでいる期間は定年までの35年間のうち数年間だしな。
確かにそうだな。最後の数年のために30年我慢できるのか、って話だよな。
その後は、業界団体・職能団体の事務局長ポストに再就職して2年間は役所と業界の板挟みだ。
「収入に希望を感じる人」にとっては
勤め先の業界を変えることが手っ取り早いです。
公務員の給料は、
その年齢の標準的な家族構成等の下で
「ギリギリやっていける水準」をベースに設計されています
若い公務員の給与は
同程度の就職偏差値である企業・業界と比較して低いです。
公務員の給与に対する評価は
「そこそこの給与が“ほぼ間違いなく手に入る”」ことを
メリットに感じるどうかによります。
また、「社会に対して貢献することに希望を感じる人」は、政治的な思惑によって「良い」とは言えない施策をやらなければいけないことにうんざりするでしょう。
行政は、立法府で議論された事項の執行機関ですので、大きな方向性は政治で決まります。
そのため、時には自分の考えとは合わない施策も実行しなければなりません。
このことに深く考えず、
盲目的に取り組めることも公務員を続けるには必要です。
「ワークライフバランスに魅力を感じる人」は、人事異動で激務部署に配属になった瞬間、職場への満足度は180度変わります。
激務部署への異動を避けられても、数年後の異動のときにどうかは分かりません。
公務員が仕事に行きたくないと思うときの解決方法
解決方法1:やりたい仕事をアピールする「庁内転職」
積極的に「この仕事を担当したい」とアピールをして
「庁内で転職」することを目指すのも有効です。
公務員である以上、仕事が決まる機会である人事異動や事務分担を決める際に強く主張するしかありません。
多くの公務員は「やりたくない仕事・行きたくない部署」はあっても、「やりたい仕事」を持っていないものです。
1年に一回程度は、配属の希望等について面談する機会があるでしょうから、その機会を有効に活用してみてください。
前向きに仕事を取りに行く人が少ない中で理由と共にアピールすれば、希望していた仕事を任せてもらえることもあるでしょう。
最近は庁内公募があるところも多いだろう。
普段の業務をこなしながら応募書類を作らなければいけないが、自分のためにも労力を割くべき時だ。
解決方法2:公務員から転職する
もう一つは、公務員の仕事を離れて転職することです。
仕事の方から自分の思うように変わってくれることはありません。
これまでも、仕事への不満を抱えつつも
「仕事の方から変わってくれる」ことを
期待していたのではないでしょうか。
結局、時間ばかりが過ぎてしまいます。自分から行動をして変えるしかありません。
私は公務員からの転職者が増えることで、職場としての官公庁が就職転職市場に晒され、結果的に公務員の就業環境も良くなることを期待している。
しかしながら、いきなり「転職する」と思わなくても大丈夫です。
「転職するかどうか」は企業から内定が出たときに、今よりも良い条件・環境かどうかを吟味すればOKです。
まずは転職のメリット・デメリットを整理することから始めよう。
また「世の中にどんな仕事があるのか」を調べることもおすすめです。
転職サイトに登録してみて、勤務条件・事業内容などを調べてみましょう。
転職サイトの登録自体は無料でできる。
各種コラムも非常に参考になるので読み物としてもおすすめだ。
転職に対するイメージが出てきたら
転職する方法を知り、必要な準備を行いましょう。
まとめ:公務員が仕事に行きたくない原因と解決策
今回は「公務員が仕事に行きたくない原因」と「解決策」を解説しました。
- 1:公務員が仕事に行きたくない理由
-
- (1)仕事を選べないから
-
- 「国民・市民のため」の思いだけでは仕事に前向きに取り組むには無理がある
- (2)将来への希望が感じられない
-
- 仕事内容・環境が硬直的で、上司の姿が「将来の自分」と思えてしまう
- 収入、社会への貢献度等で公務員に比較優位性が低い。
- 唯一、他で得られないのは「社会的な肩書」(でも、それは意味があるのか?)
- 2:解決方法
-
- (1)庁内転職:やりたい仕事をアピールする
-
- 「やりたい仕事」をアピールする公務員は少ないので積極的に意見を表明する。
- 庁内公募は数少ない主体的に仕事を選ぶチャンス。
- (2)公務員以外に転職する
-
- 「転職するか」は内定が出てから現職と比較考量して最終判断をすればよい。
- 転職サイトに登録して、求人を見てみることがおすすめ。
週末、有給休暇に希望を託して働くこともよいですが、それが終わった次の日に仕事に行きたくない事態は変わりません。
現状を変えるには、少しでも行動するしかありません。
公務員以外の選択肢を少しでも考える人を
当サイトは全力で応援する。
公務員を続けることを疑問に思う方は、転職について考えてみても良い時期かもしれません。
転職で自分のキャリア進もう
公務員におすすめの転職エージェントは
こちらの記事で紹介しています▼
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