- 公務員の民間転職におすすめの転職エージェント
- 転職エージェントを利用するメリット・デメリット
- 転職エージェントを利用する際の流れ
- 転職エージェントを利用する際の注意点
公務員から民間企業への転職を少しでも考えた方は、転職エージェントや転職サイトに登録することがおすすめです。
なぜなら、以下のメリットがあるからです。
- 無料で利用できる(企業が紹介料を払っている)
- 職務経歴、スキルの棚卸しが出来る
- 狙える業界、職種、ポジションが分かる
- サービスを経由して内定を得た場合であっても必ず入社する必要はない
結果的に今すぐには転職しない場合でも、転職エージェントとの面談によってキャリアプランを見直すきっかけになります。
しかも、無料で利用することができます。
一方で、注意すべきこともあります。
公務員から民間転職する人はまだまだ少ないため、公務員の支援実績がない転職エージェントを利用すると、公務員の経験・スキルを活かした提案がされない恐れがあります。
そのため、公務員が利用する転職エージェントは、公務員の転職支援実績があり、カウンセリング等のサポートが手厚いことが重要です。
そこでこの記事では、公務員が民間企業に転職する場合におすすめの転職エージェントを紹介します。
- これから転職エージェントに登録しようとしている公務員の方
- 転職しようか検討中の公務員の方
公務員からの転職におすすめの転職エージェント5選
公務員から民間企業への転職におすすめの転職エージェントは、以下のサービスです。
特におすすめなのがコトラとMyVisionです。
公務員が経験を活かしやすいパブリックセクター求人紹介実績が豊富なことが理由です。
公務員におすすめの転職エージェント①:コトラ
- 公務員の転職実績多数
- コンサル、金融機関、事業会社のパブリックセクター求人を取扱い事例が多い
- ①公務員の転職実績多数
-
コトラは、金融機関・コンサルティング企業・IT企業・事業会社への転職支援に強みをもつ転職エージェントです。
公務員から民間企業各業界への転職支援実績も十分にあります。
その大きな理由と筆者が考えているのは、パブリックセクター求人が豊富であることです。(詳細は後述)コトラには公務員経験者のエージェントも在籍しています。“公務員後”のキャリアプランニングをしっかりと考えたい人にもおすすめです。
- ②コンサル、金融機関、事業会社のパブリックセクター求人の取扱い事例が多い
-
公務員はパブリックセクター求人を積極的に狙うことをおすすめします。
パブリックセクター求人とは、要は「官公庁案件を扱う部門の求人」です。
例えば、以下のような企業の求人です。・施策立案の基礎となる調査研究業務を行うシンクタンク
・DX関連のプロジェクトを委託実施するコンサルティング企業
・スマートシティ関連事業を行うIT企業 などパブリックセクター求人をおすすめする理由は「公務員経験を直接活かせる数少ない求人」であることです。
大前提として、公務員の民間転職は、基本的に「業界・職種とも未経験」として扱われます。
ただでさえ未経験転職は一般的にハードルが高いことに加えて、官から民にまたぐ転職であり、不可能ではないものの一定の準備が必要です。しかし、パブリックセクター求人は官公庁での勤務経験が歓迎されています。
業種未経験であっても、顧客の事情に詳しく一定のビジネススキルを備えている人材であれば、十分に転職が可能です。実際に公務員を辞めて実感するのが、世の中には意外に官公庁案件の仕事がある会社が多いということです。
例えば、計画策定の業務委託、事業の業務委託、企業向けの補助金コンサル、補助金事務局プロジェクト、入札支援、規制産業での官公庁営業など多岐に渡ります。
なかなか「公務員であること」を評価してもらえることはないのですが、官公庁案件周辺に限っては一転して評価が高いのです。
コトラはパブリックセクター求人の保有数が年々増えています。
2022年には450件のパブリックセクター求人を保有していました。コトラは公務員経験を活かせるパブリックセクター求人を豊富に求人を保有していますので、特におすすめの転職エージェントです。
豊富なパブリックセクター求人と公務員転職実績
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公務員におすすめの転職エージェント②:My Vision
- コンサル業界に特化した転職エージェント
- 戦略ファーム出身者を中心とした書類選考・ケース面接の対策が充実
- 公務員の支援実績も十分
- ①コンサル業界に特化した転職エージェント
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MyVisionは20代~30代のコンサルティングファームへの転職に特化した転職エージェントです。
コンサルティング業界に特化していることで、複数業界をまたいで紹介する転職エージェントにはない、業界に関する豊富な情報、細かいフォローが特徴です。
数100の大手・中堅・ベンチャーのコンサルティングファームとコネクションがあるので、普通に転職活動をしていては気付けないファーム・ポジションの紹介を受けられるかもしれません。
- ②戦略ファーム出身者を中心とした書類選考・ケース面接の対策が充実
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MyVisionの転職エージェントは、コンサルティング業界出身者や業界大手の元トップエージェントらで構成されています。
業界に詳しいエージェントから、転職先の情報を聞けることがメリットです。
また、コンサルティング業界特有の「ケース面接」を突破するためのサポートが充実している点も特徴です。
手厚い選考対策で、内定の可能性を高めることが期待できます。
- ③公務員の支援実績も十分
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MyVisionで多く取り扱いがあるコンサルティング会社では、官公庁から受託した案件をメインにした部署「パブリックセクター」の求人があります。
官から民に移る初手として、パブリックセクターは特におすすめの選択肢です。
MyVisionは公務員に対する支援実績が豊富であり、公務員の業務に対する理解や経験を面接官に適正に評価してもらえるコツを熟知しています。
コンサル領域のパブリックセクター求人を狙う公務員にとっては、特におすすめの転職エージェントです。
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公務員におすすめの転職エージェント③:ASSIGN AGENT|アサイン エージェント
出所:https://assign-inc.com/agent
- キャリアプランニングから始める転職。納得の上で転職先の提案が行われる
- 高品質の転職支援
- 高い内定獲得率
- ①まずは「キャリアプランニング」。納得の上で転職先の提案が行われる
-
ASSIGN AGENTでは、初回の面談時にいきなり求人の紹介は行われずキャリアプランニングから始まります。
初回の面談では、
・現職での業務内容や課題
・今後のライフプラン(今後目指す姿など)
のヒアリングが行われます。ヒアリングを基にエージェントと中長期的なキャリア形成を念頭にした、「次の会社で得るべきスキル・経験」を確認していくことから始まります。
ASSIGN AGENTのキャリアプランニングをおすすめする理由に、「公務員の転職支援は転職エージェントにとっても難易度が高いのではないか」という筆者の経験に基づく考えがあります。
転職エージェントはこちらが提出した職務経歴書や希望を基にエージェントが求人を紹介してくれますが、案外“ポスト公務員”のキャリアを提案できるエージェントは少ないのではないかと思っています。
その証拠に、公務員経験者に対して年収400万円程度の事務職をおすすめしてくることが結構あります。
仕事とプライベートのバランスや、収入・勤務地など様々な事情から、年収400万円程度の事務職が最適解の人もいるでしょう。
しかし、キャリアアップを目指す人に事務職を提示するのであれば、中長期的なキャリアにどう寄与していくのかを提案できる必要があるでしょう。ASSIGN AGENTで今回の転職の先のキャリアを考えて進むことが、他律的な公務員の世界を卒業する醍醐味でもあります。
- ②ビズリーチのトップエージェントが複数在籍するサービス品質
-
ASSIGN AGENTには、ビズリーチ社に登録するエージェントの格付け「ヘッドハンタースコア」がSランクのエージェントが複数在籍しています。
Sランクは、ビズリーチに登録する約5,000人のエージェントのうち1%と言われています。
「ヘッドハンタースコア」は転職決定数や利用者の満足度を基に評価されます。
上位1%の保持者が複数在籍していることから、ASSIGN AGENTは転職支援サービスの品質が組織的に担保できていると言えるでしょう。
- ③高い内定獲得率
-
大手エージェントの内定獲得率が5%未満と言われている中、ASSIGNは平均約50%と高いです。
この内定獲得率の基になっているのが「オーダーメイドの選考対策資料」です。
各企業の蓄積された選考情報と、転職希望者の強みが活きる経験を抽出し、アピールの要点を資料の形にしてアドバイスを得られます。また、複数回の模擬面接を実施しています。
他にも、①のキャリアプランニングによって、採用する企業と転職希望者のミスマッチが生じていないことも理由の1つです。
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公務員におすすめの転職エージェント④:アクシスコンサルティング
- BIG4・アクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強い
- 「平均支援期間は3年」転職の次を見据えたサポート
- コンサルファーム毎のサポートが受けられる
- ①BIG4・アクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強い
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アクシスコンサルティングは、コンサルティング業界への転職に特化した転職エージェントです。
創業から20年間で今までに5,000人以上の現役コンサルタント(コンサルタント~パートナーまで)、約75,000名の転職志望者の支援実績があります。
各コンサルティングファーム、事業会社との情報交換を積極的に行うなどパイプが強く、アクシスコンサルティングが保有する求人の77%は非公開求人です。
- ②「平均支援期間は3年」転職の次を見据えたサポート
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アクシスコンサルティングによる転職希望者への平均転職支援期間は3年です。
アクシスコンサルティングは、無理に転職を勧めることをせず中長期的なキャリアプランを無視しない転職支援を行っています。
本人のキャリアや業界の動向に照らし「今は転職する時期ではない」と判断した場合は、無理に転職を勧めることはありません。
また、コンサルティング業界に入った後に、事業会社等に再び転職する場合の転職支援にも対応しています。
コンサルティング業界を経て中長期的にキャリアアップを目指したい場合に、アクシスコンサルティングは特におすすめです。
- ③コンサルファーム毎のサポートが受けられる
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アクシスコンサルティングでは、コンサルティングファームに合わせた選考対策を受けることができます。
コンサルティング業界では、特定の条件下での課題解決方法を問う「ケース面接」等面接で他とは違った質問がなされます。
ケース面接は問題の解決方法を導きださなければいけませんので、筆記試験的と同様に事前に対策しておくことが必要です。自アタマだけで勝負できるのは、一握りの天才だけです。
コンサルティング業界を目指すなら、各ファームとパイプがあるアクシスコンサルティングを利用して対策することがおすすめです。
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公務員におすすめの転職エージェント⑤:リクルートエージェント
- 転職支援実績NO.1!日本最大級の転職エージェントサービス
- 10万件以上の非公開求人
- 「面接力向上セミナー」など手厚い面接対策
- ① 転職支援実績NO.1!日本最大級の転職エージェントサービス
-
リクルートは「転職支援実績NO.1」を謳っています。
これは、厚生労働省「人材サービス総合サイト」に報告・掲載されている就職者人数に基づくもので、リクルート社の令和4年度実績は71,764人です。
- ② 10万件以上の非公開求人
-
リクルートエージェントが保有している「非公開求人」の数は、業界トップクラスの約10万件です。
幅広い職種・業界にわたって応募者が殺到しやすい人気企業や重要ポジションの求人を保有しています。
経歴や希望に合わせて数多くの選択肢が見つけやすくなっています。
- ③ 「面接力向上セミナー」など手厚い面接対策
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リクルートエージェントは、面接対策にも定評があります。
面接の通過率を上げたい人向けに「面接力向上セミナー」を定期的に開催しています。
また、応募先企業の面接での質問をデータ化して提供するなど、
面接対策が自分一人では難しいと感じる人におすすめです。
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公務員からの転職で転職エージェントを使うメリット
次に、転職エージェントを使うメリットを解説していきます。
転職エージェントを使うメリット1:面接対策・書類添削を受けられる
転職エージェントを使う意味の半分以上は面接対策・書類添削を受けることです。
転職活動が初めての場合、転職エージェントを利用することによって職務経歴書の作成、面接準備のアドバイスを受けられる点は特にメリットです。
職務経歴書や面接の想定問答は自分では「良いものを作った」と思っても、第三者によるレビューを経ると「確かにそうだな」と思えることが多いものです。
書類添削と面接練習は、家族・知人に依頼しても良いですが、日々仕事としてそれらを行っている人に依頼することが最も的確な意見を得られる可能性が高いです。
公務員が民間に転職する場合、行政という「別世界」にいるのですから、民間セクターの転職エージェントに見てもらったほうが絶対に良いでしょう。
転職エージェントを使うメリット2:非公開求人にアクセス出来る
企業は、転職エージェントを介しての応募に限定して採用活動を行う場合があります。
こうした求人がいわゆる「非公開求人」です。
企業が求人をわざわざ非公開にする理由は、主に以下が考えられます。
・転職エージェントに候補者のスクリーニングをしてもらいたい場合
・有名企業で、普通に募集すると選考コストが莫大になる場合
・新設部署を公開せずに採用したい場合
いずれの場合も、企業は転職エージェントに人材紹介を依頼することで、一定の要件を備えた候補者のみ選考を行うように効率化を図っています。
つまり、転職エージェントが事実上の0次選考の面接官になっているのです。
そのため、非公開求人へのアクセスは転職エージェントを利用する大きなメリットであると同時に、納得できる求人を見つけるためにも転職エージェントへの登録は必須と言えるでしょう。
転職エージェントを使うメリット3:自分の知らない企業・ポジションを知れる
転職エージェントは求職者の経歴・スキル・志向・希望条件を基に適した求人を紹介してくれます。
転職エージェントを利用せずに転職活動をする場合、求人を探していても目につく求人は「知っている企業」「大企業」に偏りがちです。
「知っている企業」「大企業」は他の多くの人の目にも留まるので、応募が殺到し高倍率になります。
知っていることを理由に、それっぽく職務経歴書を作って大企業にエントリ―しても、書類が通過しないことがほとんどです。
こうしたことを繰り返して「ただ単」に落ち続けると、次第に転職活動自体への意欲が消滅してしまう恐れがあります。
転職エージェントが紹介してくれる求人の中には、自分が知らない・気に留めなかった企業が含まれることがあります。
そうした企業の業界での立ち位置、入社後のキャリアパスを自ら調べたりすることで、業界事情の理解が進み、進むべき進路が徐々に明確になってきます。
転職エージェントを使うメリット4:選考のフォローアップを受けられる
転職エージェントを利用すると、エージェントによっては面接後に採用担当者に探りを入れてもらえる場合もあります。
また、採用担当者からエージェントあてにコメントをもらうことがあります。
これらに基づいて次の面接に向けた改善点のフィードバックを受けることができます。
公務員からの転職で転職エージェントを使うデメリット
次に、転職エージェントを使うデメリットを解説します。
転職エージェントを使うデメリット1:適性がない求人を紹介されることがある
転職エージェント(人材紹介会社)の一般的なビジネスモデルは、採用活動を行う企業に人材を紹介した場合に紹介料として手数料を得ることで成り立っています。
紹介料は「紹介者の年収の数10%」が相場とされています。
紹介料は採用する企業が支払うので、求職者は無料で転職サービスを利用できるのです。
転職エージェント会社の売上は人材の紹介料ですので、社員たる転職エージェント個人の成績指標も「何人入社させたか」「紹介料合計」が基本だと分かります。
そこで売上を立てるために、少しでも「採用基準が低い」「内定が出やすい」企業が紹介されてしまうリスクがあるのです。
しかしながら、求職者本人の適性を無視して採用基準が低い企業を紹介していては、紹介者の短期離職が発生したり、紹介先企業から「あまり良い人を紹介してもらえないエージェント」と悪い評判の原因となることは明らかです。
そのため、ビジネスモデルから想定されるリスクではありますが、過度に「適性の無い求人を紹介される」と心配する必要はないでしょう。
結局のところ、「自分に向いている求人」か「向いていない求人」かは転職後にしか分かりません。
たとえ選考があまりに順調に進み「採用基準が低い・内定が出やすい企業?」と思っても、転職エージェントはこれまでの職歴やスキル・性格を加味して本当に勧めた求人かもしれません。
結局のところ、本当に向いている求人か否かは入社後にしか答え合わせができません。
向いていない求人を避けるためには、自分の適性と企業の状況を複数回の面接で確かめていく姿勢が重要です。
転職エージェントを使うデメリット2:企業にとって採用に費用が掛かる
転職エージェントを介さずに直接応募して入社した場合、採用した企業にとっては年収の数10%相当の紹介料が不要になります。
採用に掛けることができる費用は企業の事情によって異なります。
しかし、例えば、選考対象者に同程度の評価の人物が2人居た場合は、費用が掛からない直接応募の候補者に有利かもしれません。
公務員から民間企業への転職で転職エージェントを利用する際の流れ
転職エージェントサイトへの登録
まずは、転職エージェントサイトに登録をします。
所定の入力フォームに名前、年齢、学歴、職歴等を入力していきます。
これらは後で修正可能である項目も多いので、ササっと入力して登録を済ませましょう。
転職エージェントとの面談・書類添削
転職エージェントのスカウトメッセージに応答すると、多くの場合面談を行うことになります。
面談は大体の場合1時間程度で職歴や希望する転職先・業界・条件等について話をします。
なお、この時点で職務経歴書が未完成であったり希望する業界等が明確になっていなくても大丈夫です。
転職エージェントのアドバイスを受けながら、進めていけばOKです。
ここで心得たいのは、転職エージェントに登録してプロフィール情報と仮作成した職務経歴書だけで
素晴らしい経歴です!!
あなたにピッタリのポジションがありまして…
とはならないことです。
履歴書・職務経歴書の内容も十分ではない状況で、いくらプロと言えどすぐさま納得のいく求人の紹介を受けられるとは思わないことが重要です。
そのためには、求職者である私たち自身から自分自身のことを積極的に開示していくことが重要です。
転職で得たい環境(条件)、考えている業界、得意な仕事(業務・作業)等を恥ずかしがらずに伝えてみましょう。
求人の紹介を受ける
面談を踏まえて、転職エージェントから複数の求人が送られてきます。興味があるものは、エージェントと相談のうえで積極的に受けてみましょう。
積極的にエントリーすることが必要な理由は、以下の通りです。
- 求人票だけでは企業のことを理解できない
- あっさり落ちてしまうことが多い
- 仮に内定を得ても必ず入社する必要はない
そのため、自身の転職活動に割ける時間を鑑みたうえで、
エントリーのハードルを必要以上に高くしないことがポイントです。
企業との面接
エントリー後は、企業との面接を行います。
転職エージェントを経由してのエントリーの場合、
日程調整等はエージェントを介して行うことが基本です。
エージェントによっては、事前の模擬面接に対応してくれる場合もあります。
また、面接後の企業側の感触をエージェント経由で聞けることもあります。
フィードバックを受けられた場合は、次の面接に活かしましょう。
内定・入社
企業から内定を得て、入社時期等の細々した調整をエージェントが行ってくれることもあります。
しかしながら、それまでに相手方企業とも複数回の面接をしているでしょうから、
希望する入社時期等は早い段階で伝えておくべきでしょう。
いくらエージェントを介して色々な調整が利くとはいえ、
最終的には自分が勤め先となる可能性がある会社ですので、
最初から真摯な対応をしておくことが良いでしょう。
公務員が転職エージェントを利用する際の注意点
転職エージェントを使った方が良いことは分かったけれど、具体的に何に気を付ければいいの?
転職エージェントを利用する際の注意点を解説していきます。
転職エージェントの使い方1:転職サイト等と併用する
転職エージェントを使う場合であっても、転職サイトや直接応募によるエントリ―を併用しましょう。
「転職サイトOR転職エージェント」ではない。
「転職サイトAND転職エージェント」だ。
転職サイト等を併用することで、
以下のように
幅広い企業の求人を
エントリ―候補に含めることが出来ます。
・条件に合致し、知っている会社
⇒転職サイト経由で応募
・条件に合致する非公開求人
⇒転職エージェント経由で応募
・条件に合致するも自分では気に留めなかった会社
⇒転職エージェント経由で応募
・転職サイト・エージェント経由での選考を行っていない会社
⇒企業HPから直接応募
転職エージェントを使う場合であっても
転職サイトや直接応募によるエントリ―を併用することで
転職先になりうる企業・ポジションを漏れなくフォローすることができます。
利用する転職サイトはリクナビNEXTに登録しておけば良いだろう。
転職エージェントの使い方2:転職エージェントを複数社登録する
転職エージェントを使う場合に、1社のみを利用することはおすすめできません。
なぜなら、転職エージェント会社には以下の特徴があるからです。
どこかの「転職エージェント1社に任せる」ことをしてしまうと
アクセスできる求人の範囲に自ら制限を掛けてしまいます。
転職エージェントは複数社登録することをおすすめします。
転職エージェントの使い方3:特定のサービス・人物に依存せず自分で決断する
転職エージェントを使うときに最も重要なことは、エージェントではなく自分で決断することです。
特に内定後の「入社の承諾」は、
自分の意見を絶対に曲げてはいけません。
内定を得て入社の判断をするときというのは、エージェント側にとっては売上があがるか否かの局面です。したがって、エージェントにとっては背中を押して入社してもらい、成績・売上を上げたいと思って当然です。
しかし、実際に入社して働き、1日24時間の大部分を費やすのは皆さんです。
複数回の面接で自分が入社することの納得が得られなければ、慎重になって当然ですし、辞退しても問題ありません。
(礼節はしっかりと守りましょう)
主体的に判断するために「転職の目的の確認」「自己分析」などの転職活動の準備が重要なのです。
転職エージェントを利用するコツは「積極的に頼りつつ、最後の決断を自分ですること」だ。
まとめ
この記事では
公務員から民間企業への転職におすすめの転職エージェントを紹介しました。
※サービス名をクリックすると、当ページ内の各サービスの解説箇所に移動します
中途採用の求人は、基本的に毎年同じものはありません。
少しでも希望の求人に出会う可能性を失わないためにも、行動が重要です。
公務員からの転職を考えている方は
紹介したおすすめのエージェントに登録して、新しいステップに踏み出してみましょう。
本当に転職に必要なのは
次に進もうとする「勇気」だ。
このサイトを通じて、一歩を踏み出す方がいらっしゃれば嬉しい限りです。
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