公務員から民間企業への転職は難しいのか?不利・厳しい理由を解説

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悩める公務員A

公務員から民間企業に転職してみたいけど
オレに出来るのだろうか?

悩める公務員B

公務員を辞める人なんて周りにいないし
転職に興味はあるけど、なんだか心配・・・

テンショクノヤクニン

「公務員だから転職できない」ということはない。
だが、多少の工夫は必要だ。

この記事では、公務員が民間企業に転職することが可能なのかを解説しています。

・公務員を続けるか悩んだとき
・公務員以外のキャリアを考えたとき
公務員が転職市場でどのような評価を得ているのか気になりますよね。

そこでこの記事では
「公務員はそもそも民間企業に採用されるのか」を解説していきます。

この記事は、こんな方におすすめです。

  • 現在の仕事に魅力が感じられなくなってきた公務員の方
  • キャリアアップしたい公務員の方
  • 10年後、20年後の自分が見えてしまい何かを変えたい方
  • 公務員からの転職に不安がある方

現状を変えたい公務員の方にとって必ず参考になる内容です
是非最後までご覧ください。

目次

公務員から民間企業への転職は難しいのか

公務員の転職に関する意見として
次のようなものがあります。

・「公務員から民間企業への転職は難しい」
・「公務員からの民間転職は不利」
・「公務員は使えないと思われている」

インターネットで調べてみても
こうしたネガティブな意見が多いのも事実です。

しかし、公務員でも民間企業に転職することは可能です。

筆者の周りにも、
実際に公務員からコンサルティング業界や
人材派遣業界の有名企業に転職した人がいました。

テンショクノヤクニン

しかも「仕事がめちゃくちゃ出来る」タイプでもない人が転職していった。

テンショクノヤクニン

実体験として
その人の「強み」「キャラクター」が
その人の「向いている環境」に刺さりさえすれば
内定は得られると思っている。

それにもかかわらず
公務員から民間企業への転職が
「難しい」「不利」と言われるのはなぜなのでしょうか。

公務員から民間企業への転職が難しい・不利と言われる理由

公務員から民間企業への転職が難しい・不利と言われる理由は2つあります。

・民間経験がないこと
・採用側が公務員の仕事をよくわからないこと

テンショクノヤクニン

それぞれを詳しく解説していきます!

公務員の民間転職が難しい理由1:民間経験がないこと

残念ながら
「民間企業での勤務経験がない」ことは
転職活動でプラスになることはありません。

テンショクノヤクニン

これは、行政と民間では
業務の「内容」と「環境」が全く異なっているからだ。

行政と民間では組織の目的、仕事の方法が異なります。

行政は予算の配分を通じて社会の課題を解決することが仕事です。
一方で民間企業は、顧客の課題を解決したり便益を向上されることを通じて対価を得ることが仕事です。

また、行政には「競合」が存在しません。
一方で民間企業には、競合する商品・サービスを提供する企業が存在することが通常です。

テンショクノヤクニン

こうした環境の違いは
仕事における根底の意識に違いを生む。

そのため、民間企業での勤務経験がない公務員を採用する場合
こうした根底の意識の違いに対応する必要があるので、一般的に不利と言われます。

テンショクノヤクニン

「意識」は見る人が見れば
日々の仕事の端々に表れる。

悩める公務員B

転職しても「公務員は甘い」なんて言われないか心配だわ…

公務員の民間転職が難しい理由2:採用側も公務員の仕事がよくわからない

公務員が日ごろどんな仕事をしているのか
理解している人は決して多くありません。

多くの人が関係する公務員というのは
住民票を取得するときの窓口の職員であったり
保育園の申し込みのために保育課に行ったときに応対してくれる職員でしょう。

多くの人が目にする公務員
住民票交付業務のような「定型的な業務」にあたっていることが多いため、「公務員は決まったことだけをやってきた人なので使えない」と決めつけられてしまうのです。

公務員の方であれば分かると思いますが
「定型的な窓口業務」は公務員の仕事のほんの一部にすぎません。

事業の進捗管理、新規事業の立案、予算要求、議会対応など幅広い業務があります。

悩める公務員A

確かに、市区町村役場の窓口業務以外で
公務員の仕事をイメージできる人はいないかも・・・

テンショクノヤクニン

どんな仕事をしてきて、どういったスキル・知識を活用したかなど
自分の仕事を十分に理解してもらう工夫が必要だ。

▼ ▼ ▼

・民間経験がないこと
・採用側が公務員の仕事をよくわからないこと

この2つの理由から
公務員から民間企業への転職は
難しい・不利と言われることが多いのです。

反対に、この2つのことから
公務員が民間企業への転職を目指すときのポイントが見えてきます。

テンショクノヤクニン

次に公務員が転職活動を行うときの注意点を解説していく。

公務員が“難しい・厳しい”民間企業への転職を目指すときのポイント

公務員が民間企業への転職を目指すときのポイントは、次の3つです。

・「未経験者」と同様の扱い。公務員であることを悲観しすぎない
・採用は「あなたの強み・スキル」と「企業の採用ニーズ」が合致するかどうか
・求人は「水物」と心得る

「未経験者」と同様の扱い|公務員であることを悲観しすぎない

先ほども触れたように
民間企業での就業経験がないことは
転職活動において好ましいことではありません。

しかしながら、公務員といえども色々な業務があり
それぞれの担当業務をこなしてきたはずです。

業務を通じて、民間企業でも通用するスキル・強みを身に着けているはずです。
(分からない場合も、自己分析や過去の振り返りを通じて見つけることができます)

求人には「関連業務の職務経験〇年以上」と書かれたりしてますが
公務員から転職希望者はこれを満たしていない「業界未経験者」に過ぎないのです。

悩める公務員B

業界が変わる転職はあり得るものね。

テンショクノヤクニン

公務員であることを過度に悲観する必要はない。

「業界未経験者」
民間企業から業界を跨いで転職する場合も同様の扱いであり
決して有り得ないことではありません。

自分の強み・スキルを
過去の業務の中でどのように発揮したのかを丁寧にアピールし
企業の採用ニーズとのマッチングを目指しましょう。

テンショクノヤクニン

余談だが、民間経験がないことを補足する方法がある。

公務員としての業務で民間企業と関わりがある場合は
「しっかりと仕事をする」ことがおすすめです。

行政として十分にコミットする姿勢を見せることで
先方からも「民間のクオリティ」を引き出すことができます。

テンショクノヤクニン

ある商社にお世話になった際
担当者の専門性の高さに関心した記憶がある。

テンショクノヤクニン

着眼点や成果物を完成させる過程など
随所に見習う点があり、非常に勉強になった。

採用されるかは「あなたの強み・スキル」と「企業の採用ニーズ」が合致するかどうか

採用面接は経歴をアピールする場ではありません。

職務を通じて
・どのような強み・スキルを発揮し
・何を成し遂げた(変化をもたらした)のか

についてのストーリーを語る必要があります。

テンショクノヤクニン

そして
「強み・スキル」が
「企業の採用ニーズ」とマッチしたときに採用に至る。

これまでの職務経歴を説明するにあたり
公務員の仕事は「決まったことだけをやる」とのイメージが先行し
あなたが担当した仕事を簡単には理解してもらうことが難しいでしょう。

また、その仕事はどのようなスキルを発揮することで進めることができるのかも、イメージが湧きにくいでしょう。(公務員の仕事よりも、例えば「メーカーで法人営業をやっていた」と聞くほうが、どんな仕事かイメージできる人は多いでしょう)

そのため、

・どんな仕事をしてきたのか
・大変だったこと、困難だったことをどう乗り越えたのか
・どんなスキルを発揮してどんな成果を挙げたのか

を理解してもらえるように準備が必要です。

面接対策や職務経歴書の書き方は
転職エージェントを利用し添削指導を受けることもおすすめです。

求人は「水物」と心得る

採用は「強み・スキル」と「企業の採用ニーズ」が合致したときになされることは説明しました。

この「企業の採用ニーズ」
いつでも同じ条件ではありません。

採用活動は
・人員の欠員
・新たなプロジェクトの立ち上げ
・組織の改廃
など、色々な理由により行われます。

テンショクノヤクニン

「第二新卒」でも良い場合もあれば
「ある分野への知識が必須」の場合もあり得るのだ。

そのため、タイミングが悪いと
採用に応募しても
「強み・スキル」と「企業の採用ニーズ」が合致せず
内定に至らないこともあるかもしれません。

一方で
「たまたま見た求人にすぐ応募した結果、内定をもらえた」
なんてこともあるでしょう。

テンショクノヤクニン

中途採用は「早い者勝ち」が基本だ。

つまり、求人は「水物」です。

転職活動をしている時期に
100%納得できる求人があるとは限りません。

転職で実現したいことの優先順位をつけておき
最低限の目標が達成できる転職先に決めることも一考です。

新たな職場で頑張りつつ
またその次の転職先を探し続け
複数回の転職でキャリアを実現していくことも有効です。

まとめ:公務員から民間企業への転職は難しいのか?

この記事では、以下のことを解説してきました。

この記事で解説したこと
  • 公務員だから転職は難しいのか?
    「公務員だから転職が難しい・不利」は間違い。公務員でも民間企業に転職できる。
  • 公務員から民間企業への転職が「難しい」と言われる理由
    「民間経験がないこと」「採用側が公務員の仕事をよくわからないこと」が主な理由。
    自分の職務内容、スキルを理解してもらう工夫を。
  • 公務員が民間企業を目指すときのポイント
    ・「未経験者」と同様の扱い。公務員であることを悲観しすぎない
    ・採用は「あなたの強み・スキル」と「企業の採用ニーズ」が合致するかどうか
    ・求人は「水物」と心得る

公務員でも民間企業への転職は十分に可能です。

転職活動は最初
・転職を通じて得たい環境の整理
・自分の強み、志向の自己分析

を行うことから始めましょう。

テンショクノヤクニン

しかし、これらは「一人で行う作業」であるので、強い意思がないと有耶無耶になって終わってしまいがちだ。

悩める公務員A

そうして、少し経った後に〇回目の転職活動を開始してしまうんだよな…

そこでおすすめなのが「他人を巻き込む」ことです。

テンショクノヤクニン

具体的には、転職サイト・転職エージェントに登録して
キャリアアドバイザーや転職エージェントの支援を受けるのがオススメだ。

悩める公務員B

確かに、誰かと進めたほうが「やらなきゃ」と言う気になるね。

悩める公務員A

転職サイトやエージェントは
どこを利用するのが良いんだ?

テンショクノヤクニン

公務員におすすめ転職サイトと転職エージェントは以下のとおりだ。

おすすめの転職サイト&転職エージェント
転職サイト

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リクナビNEXT:転職した人の8割が利用。グッドポイント診断で自己分析も出来る

転職エージェント

コトラ:パブリックセクター案件に強く、公務員に特におすすめ
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ASSIGN AGENT:キャリアプランから始める若手ハイキャリア転職エージェント
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転職エージェント(コンサルティング業界特化)

アクシスコンサルティング:平均支援期間3年。転職後も見据えるコンサル特化型エージェント
MyVision:公務員のコンサル転職実績多数のコンサル特化型エージェント

テンショクノヤクニン

それぞれのサービスは
公務員が利用すべき理由がある。

公務員が利用すべき転職サイト・転職エージェントについてはこちらで解説しています!

当ブログでは公務員から民間企業に転職する方を応援しています。
公務員の転職活動について解説していますので、是非ご覧ください!!

公務員が民間転職するための方法はこちら

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