公務員からの転職にベストなタイミング・年齢は20代・30代？

転職を考える公務員にとって
「今転職すべきなのか」を考えてしまい
結局行動に移せない経験がある人も多いのではないでしょうか。

転職で年収アップ・キャリアアップを目指す場合
自分を「高く売る」ことが必要になってきます。

そこでこの記事では
「公務員からの転職におすすめの年齢・タイミング」を
解説していきます。

この記事はこんな方におすすめです！

転職を考えている公務員にとって必ず参考になるので
是非最後までご覧ください！

公務員からの転職におすすめの年齢・タイミング

公務員が民間企業に転職する場合に
おすすめのタイミングはこの２つです

公務員からの転職におすすめの年齢・タイミング①：20代後半

20代後半になると、1～2回の人事異動を経験しているでしょう。

2～3つの部署を経験することで
議会対応、予算・決算業務、事業実施、許認可業務、
相談業務、補助金業務など
一通りの行政事務を経験出来ている場合が多いです。

そのため、様々な行政事務の中で
自分が得意だった業務や
困難だったことに取り組んだ経験等が
得られているのが20代後半のタイミングであるからです。

また、20代後半であれば
未経験転職でも十分に採用される可能性があります。

公務員は短期間で全く異なる仕事を担当することを繰り返すため、
未経験でも短期間で一定水準の仕事をこなすことに慣れているとアピールできます。

公務員からの転職におすすめの年齢・タイミング②：30代前半

30代前半も転職におすすめのタイミングです。

なぜなら30代前半は
難しい業務や、対外的に影響の大きい仕事を
任されるタイミングだからです。

30代前半になると
大体の行政事務も多少の経験があり
仕事を「とりあえず回す」ことは
難なくできるでしょう。

そこで難しい業務や、対外的に影響の大きい仕事を
しっかりとこなすことで
転職活動時にアピールする材料になります。

また、30代前半になると
後輩職員とともに事業を遂行したり
人によっては昇格して部下を持つ場合もあります。

この場合は、期間は短くても
マネジメント経験をアピール出来る点もメリットです。

公務員から転職すべきではない年齢・タイミング

公務員が民間企業に転職する場合に
おすすめ出来ないタイミングは
「20代前半（第二新卒）」です。

公務員から転職すべきではない年齢・タイミング：20代前半

20代前半で公務員からの転職をおすすめ出来ない理由は
「実績ベースで転職活動できないから」です。

20代前半での転職は、基本的に第二新卒と言われ
実績ではなく、その人の秘めた能力を重視して採用が行われます。

一方で、若いとは言え
採用から数年以内に転職活動をするだけの背景があります。

このとき採用側は
「なぜ採用から数年で転職することになったのか」
を慎重に確認しようとします。

そうすると、採用側としては表には出さずとも
「公務員でも上手く行かなかったのでは」と
疑ってかからざるを得ません。

面接の問答で、企業側に転職理由を納得してもらうことは十分に可能ですが
ハードルが高いことは認識しておきましょう。

公務員から転職すべきではない年齢・タイミングの例外

20代前半の転職をおすすめしないとしてきましたが
何事にも例外があります。

20代前半であっても
転職した方が良い場合は、以下のとおりです。

・長時間労働、ハラスメント等で仕事が心身に不調をきたす原因になっている場合
・キャリアプラン、やりたいことがハッキリしていて、狙っているポジションがある場合

１つ目の「仕事が心身に不調をきたす原因になっている場合」については、あまり解説の必要がないかもしれません。

転職以外にも「病気休暇」の取得や「休職」をする方法もありますが
何とか行動力が残っているうちに転職することもおすすめです。

「行政だから、まともな職場環境なはず」と思い
療養を経ての復帰を目指してしまいがちです。

しかし、行政がまともな職場環境かというと
必ずしもそうは言えない場合もあります。

２つ目の「狙っているポジションがある場合」について
公務員の後でやりたいことが明確で
それを実現できる求人があるのであれば
実績がないからと言って20代前半でも転職を躊躇する必要はありません。

後悔しない転職をするためのポイント

どの年齢・タイミングで転職をする場合も
後悔しない転職にしたいと誰もが思うはずです。

転職を後悔しないためのポイントを紹介します。

転職によって得たい環境を明確にする

「なぜ転職するのか」を転職の前に明確にしましょう。

明確でないと
転職先を「まあ問題なさそう」という
ふわっとした理由で選んでしまい
転職後に「公務員の方がマシだった」と思うことになりかねません。

そうならないためにも
「転職で年収600万円と人事の仕事を得る」のように
転職で達成する条件を設定しておきましょう。

条件を満たさない会社には転職しない

条件を設定したら
後は「条件を満たさない会社には転職しない」ようにするだけです。

なお、「条件を満たす企業が見つからない場合」は
一度、条件に近いポジションに転職することもありです。

転職は１度限りではありません。
複数回の転職を選択肢に入れながら、確実に前に進むことがキャリアアップの転職です。

公務員からの転職におすすめの転職サイト・エージェント

公務員から民間企業に転職する場合は
転職エージェントを利用することがおすすめです。

転職エージェントを利用することで
主に以下のようなメリットがあります。

特に公務員は
民間企業に勤める人とは「違う環境」に身を置いています。

職務経歴書の書き方や面接でのアピール方法など
基本的なことから
転職エージェントのフォローを受けることがおすすめです。

公務員から民間企業への転職におすすめの転職エージェントは、以下のサービスです。

1：コトラ

①公務員の転職実績多数

コトラは金融機関、コンサルティング企業、IT企業、事業会社の転職に強みをもつ転職エージェントです。
公務員から民間企業各業界への転職支援実績もあります。

公務員経験者のエージェントも在籍しており、
「公務員後」のキャリアプランニングをしっかりと考えたい人にもおすすめです。

ﾃﾝｼｮｸﾉﾔｸﾆﾝ

公務員の支援実績があり
しかも、元公務員のエージェントがいる…
公務員が利用するのに最適と言える。

②コンサル、金融機関、事業会社のパブリックセクター求人の取扱い事例が多い

コトラはパブリックセクター求人の保有数が年々増えています。
2022年には450件のパブリックセクター求人を保有していました。

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パブリックセクター求人は
要は官公庁案件を扱う部門の求人のことだ。

パブリックセクター求人はの例として、
以下のような求人が挙げられます。

・施策立案の基礎となる調査研究業務を行うシンクタンク
・DX関連のプロジェクトを委託実施するコンサルティング企業
・スマートシティ関連事業を行うIT企業

公務員の経験を活かせる転職先を考えている人には、特におすすめできるポイントです。

③迅速かつ丁寧なプロ転職の支援

コトラの転職エージェントは、レスポンスの速さと対応の丁寧さも評判が良いです。

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最初の連絡を取ると
あっという間に
面談の日が決まっていると聞く（笑）

ただ速いだけではなく、対応も丁寧です。

年収交渉や面接日程の調整など、
転職希望者に取っては言いにくいことも、企業との間を上手く取り持ってくれます。

転職が初めての公務員でも、安心して利用することができます。

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中途採用は「水物」だ。
いいなと思っていると、誰かに内定が出て募集が終わってしまう。
だからこそ、レスポンスの早さは案外重要だ。

2：JACリクルートメント

①　ミドル・ハイクラスに特化した30年以上の歴史あるエージェント会社

JACリクルートメントは株式会社ジェイエイシーリクルートメントが行う人材紹介事業です。同社は1988設立、東証プライムに上場しています。

JACリクルートメントは特にミドルクラス・ハイクラスの求人を多く保有しています。
役員や管理職の求人も多く扱っており、
上級管理職の求人を扱うのは人事課題の解決に定評のある証拠とも言えます。

マネジメント層の転職支援を得意とするJACリクルートメントですが、マネジメント層のキャリアプラ人ニング支援の実績を活かした若手への転職支援も行っています。

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役員級を扱える体制があるということは、それだけエージェントの質が担保されていると言える。

②　転職希望者と企業の「両面型」エージェント

JACリクルートメントの転職エージェントは「転職希望者」と「企業」の両方を担当しています。

多くのエージェント会社は、求職者を担当する人と企業を担当する人が別です。
求職者を担当するエージェントは、各企業の担当者から企業に関する情報を得ていますが、直接企業と接触することはありません。

JACリクルートメントでは、複数のエージェントが転職希望者の担当となり、各エージェントが担当する企業の社風、具体的な仕事内容、選考プロセス、面接内容等の詳しい情報を提供してくれます。

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エージェントが直接企業と繋がっているので、企業側の事情に詳しい。

③　業界・職種に精通した専門性のあるエージェント

JACリクルートメントの転職エージェントは、各業界に関する専門性が高いことが特徴です。

医療業界出身の医薬バイオ専門コンサルタントや、
金融業界歴が長いシニアコンサルタントなど、
各業界のプロフェッショナルによる支援を
受けることができます。

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「両面型」ならではだ。

さきほど解説したように
JACのエージェントは「両面型」の転職エージェントです。

各エージェントが
採用活動を行う企業とのパイプを持っています。

転職希望者は
企業の文化・風土・事業内容を熟知したエージェントから
情報を得ることができます。

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希望する業界が少しでも見えていると
各業界に詳しいエージェントの話が聞けるかもしれないな。

3：ASSIGN AGENT｜アサイン エージェント

出所：https://assign-inc.com/agent

①まずは「キャリアプランニング」。納得の上で転職先の提案が行われる

ASSIGN AGENTでは、初回の面談時にいきなり求人の紹介は行われません。

初回の面談では、
・現職での業務内容や課題
・今後のライフプラン（今後目指す姿など）
のヒアリングが行われます。

ヒアリングを基に、エージェントと中長期的なキャリア形成を念頭にした、
「次の会社で得るべきスキル・経験」を確認していきます。

面談によるキャリアプランに納得が出来て初めて転職先の提案が行われるので
「適性・希望に合わない求人」を紹介されることはありません。

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公務員からの転職の場合、
「業界内転職」「同職種転職」はできないので、
今後のキャリアを描くことが難しい。

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そこで、まず最初にキャリアプランニングの支援を受けられるのは大きなメリットだ。

②高品質の転職支援

ASSIGN AGENTには、ビズリーチ社に登録するエージェントの格付け「ヘッドハンタースコア」がSランクのエージェントが複数在籍しています。

Sランクは、ビズリーチに登録する約5,000人のエージェントのうち1%と言われています。

「ヘッドハンタースコア」は転職決定数や利用者の満足度を基に評価されます。

上位1％の保持者が複数在籍していることから、提供される転職支援が高品質であると言えます。

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Sランクのエージェントが複数在籍しているということは、転職支援サービスの品質が組織的に担保できているということだ。

③高い内定獲得率

大手エージェントの内定獲得率が5％未満と言われている中、ASSIGNは平均50％程度となっています。

この内定獲得率の基になっているのが「オーダーメイドの選考対策資料」です。

各企業の蓄積された選考情報と、転職希望者の強みが活きる経験を抽出し、アピールの要点を資料の形にしてアドバイスを得られます。また、複数回の模擬面接を実施しています。

他にも、①のキャリアプランニングによって、採用する企業と転職希望者のミスマッチが生じていないことも理由の１つです。

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ASSIGNはキャリアプランニングもそうだが「情報提供」が手厚い。

4：アクシスコンサルティング

①BIG4・アクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強い

アクシスコンサルティングは、コンサルティング業界への転職に特化した転職エージェントです。

創業から20年間で今までに5,000人以上の現役コンサルタント(コンサルタント～パートナーまで)、約75,000名の転職志望者の支援実績があります。

各コンサルティングファーム、事業会社との情報交換を積極的に行うなどパイプが強く、アクシスコンサルティングが保有する求人の77%は非公開求人です。

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コンサルティング業界を考えている場合は、登録推奨だ。

②「平均支援期間は３年」転職の次を見据えたサポート

アクシスコンサルティングの特徴は、
無理に転職を勧めることをせず
中長期的なキャリアプランを無視しない転職支援です。

アクシスコンサルティングによる転職希望者への平均転職支援期間は3年です。

本人のキャリアプランに照らし合わせ「今は転職する時期ではない」と判断した場合は、無理に転職を勧めることはありません。

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コンサルタントに転職した後、つまり「コンサルからの転職」支援もやっている。
中長期的な目線で、相談に応じてくれる。

③コンサルファーム毎のサポートが受けられる

アクシスコンサルティングでは、
コンサルティングファームに合わせた選考対策を受けることができます。

コンサルティング業界では、
特定の条件下での課題解決方法を問う「ケース面接」等
面接で他とは違った質問がなされます。

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過去になされた質問を、事前にしることができる。
これはエージェントを利用しないと得られない情報だ。

しかも、各ファームともパイプがあるため、
書類審査や面接前後に候補者を推薦する等のフォローも行ってくれます。

5：My Vision

①コンサル業界に特化した転職エージェント

MyVisionは20代～30代のコンサルティングファームへの転職に特化した転職エージェントです。

コンサルティング業界に特化していることで、
複数業界をまたいで紹介する転職エージェントにはない、
業界に関する豊富な情報、
細かいフォローが特徴です。

数100の大手・中堅・ベンチャーの
コンサルティングファームとコネクションがあるので、
普通に転職活動をしていては気付けない
ファーム・ポジションの紹介を受けられるかもしれません。

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こちらもコンサルを考えているなら登録推奨だ。

②戦略ファーム出身者を中心とした書類選考・ケース面接の対策が充実

MyVisionの転職エージェントは、
コンサルティング業界出身者や
業界大手の元トップエージェントらで構成されています。

業界に詳しいエージェントから、
転職先の情報を聞けることがメリットです。

また、コンサルティング業界特有の「ケース面接」を
突破するためのサポートが充実している点も特徴です。

手厚い選考対策で、内定の可能性を高めることが期待できます。

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ホームページを見てもらうと
「コンサル特有の面接で落とさない」意思が伝わってくる。

③公務員の支援実績も十分

MyVisionでは公務員に対する転職支援実績も十分に備えています。

公務員から転職する場合の選考過程では、
自分の行政経験を
一般的な経験・スキルにどのように落とし込むかがポイントです。

公務員に対する支援実績が豊富なことで
公務員の業務に対する理解や
経験を面接官に適正に評価してもらえるコツを熟知していることがうかがえます。

コンサルティング業界への転職を考える公務員にとっては、特におすすめの転職エージェントです。

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実際に公務員がコンサルに転職出来ている。
アピールできることが分からない人もMyVisionのエージェントに相談してみる価値がある。

6：doda（エージェントサービス）

①　様々な業種、地域の求人を10万件以上保有

dodaは業界最大手の人材紹介会社です。
10万件以上の求人から紹介を受けることができます。

また、dodaの保有する求人のうち8割は非公開求人であり、人気企業の求人を多数保有します。

業界特化型でない転職エージェントにとって
豊富な保有求人数は重要です。

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なぜなら、相談者のニーズが多様だからだ。

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保有求人が多ければ多いほど、その人に合った求人を紹介できる可能性高まるからな。

業界を極端に限定せず、幅広い転職先候補に触れたい場合、dodaはおすすめの転職エージェントです。

②　大手企業ならではの優秀なエージェントによる手厚い転職活動サポート

業界大手のdoda（パーソル社）の転職エージェントによる手厚い転職サポートが受けられます。

一人ひとりに業界・職種に精通したキャリアコンサルタントがつき、キャリア・スキルを総合的に判断し、現在の転職市場において強みとなる部分、弱点となる部分を整理します。

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エージェントも人間なので、担当になった方によって差はあるのが実情だ。ただ、大手のエージェントなので、転職支援の質は一定程度を期待して良いだろう。

③　年収診断、自己PR発掘診断、コラム等豊富なコンテンツ

dodaは「年収診断」「自己PR発掘診断」といった無料の診断ツールや、「わたしの転職エピソード」「doda平均年収ランキング」などのコラムがあり、情報収集に役立ちます。

他にも、133の職種別の「職務経歴書サンプル」、「レジュメ（職務経歴書）ビルダー」など充実したコンテンツを利用することができます。

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転職そのものについて情報収集したい人に役に立つ。

まとめ

この記事では、公務員からの転職にベストなタイミングについて解説しました。

公務員から民間企業に転職するためには
まずは、今の仕事で小さくても良いので成果をあげることが重要です。

まずは社会をより良くするために公務に取り組み、
転職で戦うフィールドを変えられるように、転職活動をがんばりましょう。

まずは、転職活動の流れを確認しよう！！